猪を食べてみたい。
去年の11月頃、ふと、とんかつでは味わえない野生ならではの獣臭さ、山を所狭しと走り回った筋肉質な肉を味わいたくなりました。
思い立ったが吉日、猪が食べれる場所をググりまくりました。
どうせ行くならおしゃれなレストランではなく、がっつり猪を感じられるところを求めた結果、行先は【あわくらんど】に決定しました。
「道の駅 あわくらんど」
村って珍しいですね、、西粟倉村ってどんなところなんでしょうか。
ちょっと調べてみました。
西粟倉村(にしあわくらそん)[1]は、岡山県の北東端[2]にあり、兵庫県および鳥取県と県境を接する村。英田郡(あいだぐん)に属する[1]。中国山地南側に位置し、面積の約95%が森林である[2]。そのうち約9割を杉や檜などの人工林が占める傍ら、貴重な自然が残る若杉天然林(若林原生林)もある[3]。豪雪地帯でもある。
面積の約95%が森林で豪雪地帯。。。なかなかすごそうなところですね。
自然が豊かで猪への期待大です!
あわくらんどを見つけた翌日、待ちきれず朝8時から一人で出発です。
岡山駅から美作経由であわくらんどを目指します。道中、朝だったせいもあり、すごい濃霧で視界を奪われ非常に怖い思いをしました。車で向かう場合はお気を付けください。
美作を過ぎたあたりから車の数が一気に減り田舎道を1人でひた走ります。田舎町とは言ってもめちゃくちゃ細い道とかは全然ないのでご安心を。朝日と相まって綺麗な田園風景を楽しめる良いドライブでした!
アクセス
私は今回車で行ったのですが、電車でも行けるみたいですね。
電車で行く場合はあわくら温泉駅から道の駅あわくらんどまで徒歩1.2㎞あるみたいなのでご注意ください。
さて、朝10時いよいよあわくらんど到着です。
見た目は昔の道の駅って感じで少し郷愁を覚えました。
駐車場は結構広く余裕で停めることができました(朝だったから?)。
施設に入りずーっと奥まで進んで行くと、目的のレストランに到着です。
開店直後だったためか、貸切状態でした。
窓際の席に座り早速念願の「猪カツ定食」を注文します。
猪カツ定食2050円!
お~めっちゃおいしそう!
そういえば猪カツって初めてだなって思いながら一口。
衣サクサクで肉は柔らかくてかなり美味しいです。
野性味を味わいたいって意気込んだものの、正直めっちゃ獣臭かったり、超硬かったらどうしようと内心ビビッておりましたが、全然気になりませんでした。肉も全然硬くないし脂のうまみもしっかり感じることができます。肉の処理が丁寧なんですかね?
豚カツとの違いはやっぱり風味ですかね。ちょっとうまく表現できないですが噛んでいると臭みではなく独特の風味が鼻に抜けるのでしっかり猪を感じられました。
あと、付け合わせのソースと自分で擂るタイプのゴマがカツとよく合います。
猪カツとご飯を交互に夢中で食べ続けてあっという間に完食してしまいました。
大満足です!
ちなみにこのレストラン窓からの景色がとても綺麗で横を流れる綺麗な小川と紅葉の組み合わせが最高に綺麗なのでおすすめです!
外にでて川沿いに紅葉の横を歩ける通路もあり、ちょうど紅葉の季節には訪れたのでこんなきれいな景色を楽しむことができました。
道の駅で買ったお土産
【美作の国 鹿肉と鶏もみじの薬膳キーマカレー】
薬膳キーマカレー、非常に美味しかったです。
初鹿肉でしたが、個人的にはマグロのツナみたいな味がしました。肉なのに魚を感じる不思議な感覚を味わえました。興味がある人はぜひ。